アメリカ合衆国カリフォルニア州サクラメント発、2008年2月21日:
世界最大規模のLinux技術者認定試験を運営する組織であるThe Linux
Professional Institute(LPI Inc.)は、世界をリードするLinux認定プログラムの開発を支援するボランティアの募集を開始しました。ボランティアを募集する分野は、Linux技術者認定試験(LPIC)のレベル1およびレベル2の認定プログラムの新しい業務分析(JTA:Job Task Analysis)調査です。
LPIは、LPICレベル1認定とLPICレベル2認定の大規模なレビューと更新に着手しています。
Linux技術者の方々には、レベル1およびレベル2の認定プログラム試験の重要度の判断と出題範囲の策定のための業務分析調査への参加を呼びかけています。
現在、LPICレベル1の業務分析は、https://www.lpi.org/caf/Xamdev/jtaで参加することが可能であり、LPICレベル2の業務分析調査は2月下旬に開始する予定です。
新しい出題範囲は、2008年5月にリリースし試験開発と教材開発が可能となる予定です。
新出題範囲の試験(LPIC)は、2008年12月にリリースされる予定です。
業務分析調査に参加されたボランティアには、先着50名の方には無料試験を提供し、さらに抽選で50名の方に無料試験を提供する予定です。
これらの無料試験は世界各地のLPIイベントの試験会場でのみ受験可能ですが、他人への譲渡が可能であり、2009年12月31日まで有効です。
LPICレベル1およびLPICレベル2の作業分析アンケートの詳細については、次を参照してください。
https://group.lpi.org/publicwiki/bin/view/Examdev/TaskAnalysisForLevel1AndLevel2
Linux Professional Institute (LPI)は、IT業界、企業、および専門家によって、また、政府や教育現場において、世界的に支持されています。
LPIの認定プログラムは7,000箇所を超える世界中の試験会場でさまざまな言語で実施されており、5大陸に広がる提携ネットワークによって運営されています。プログラムの開始以来、LPIの全世界の受験者総数は延べ170,000人を超え、LPIC認定者の総数は、53,000人を超えています。
Linux Professional Instituteについて:
Linux Professional Instituteは、特定のベンダーに依存しない総合的かつ最高品質の試験を世界中で実施することにより、Linuxおよびオープンソース技術についての必要なスキルの習得を促進し、認定します。Linuxコミュニティにより1999年に国際的非営利組織として設立されたLinux Professional Instituteは、戦略的パートナー、スポンサーシップ、革新的プログラム、地域啓蒙活動を通じて、Linuxおよびオープンソースに関する運動を展開しており、Linux技術者認定における世界的なリーダーとして認められています。LPIの主な経済的スポンサーは、プラチナスポンサーのIBM、Linux Journal、Linux Magazine、Novell、SGI、TurboLinuxや、ゴールドスポンサーのHewlett-Packard、IDGなどです。
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