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ジスクソフト株式会社

特別インタビューLPIC資格取得で真のプロフェッショナル集団を目指します

2009年12月22日

代表取締役社長 冨澤清様
代表取締役社長 冨澤清様

今回の企業紹介はジスクソフト株式会社です。ソフトウェア開発業としては長い歴史を持つ会社です。
同社では免許や資格取得を業務の一環として推奨・推進しており、人材育成を経営の大きな柱として位置づけています。
また、近年では職場活性化の一環として女性を意識的に採用しています。
そこで、今回は、ジスクソフト株式会社 代表取締役社長 冨澤 清様、システムソリューション事業部事業部長代理 白川 正也様、アドバンストサービス事業部 事業部長代理 石井 善行様にお話をお聞きしました。

会社概要を教えてください

ジスクソフトは創業が1970年、途中で分社化もありましたが、21世紀の始まりとともにジィスクグループ四社が合併して現在に至ります。2009年10 月現在、社員数は408名で、うち女性が122名です。システムの企画・開発・運用・保守など、IT化戦略のトータルなサービスを提供しています。
事業部としてはインフラ構築や運用の支援を行うアドバンストサービス(AS)事業部、プログラムやハード組み込み開発を行うシステムソリューション(SS)事業部、それからアウトソーシング事業部があります。先に挙げた2事業部が技術力を必要とする部署で、LPICの資格取得者もここに集中しています。

社員に対する教育が熱心な企業とお見受けしました

この業界は「人」です。いかにいい教育、環境を作れるかが鍵になります。弊社ではシステム開発、運用、試験などに従事する技術者は常に一定の教育の継続が必要と考え、教育制度を策定しています。なかでも資格取得は技術や意識の向上につながると考え、「無免許禁止」をスローガンに積極的に取り組んでいます。その結果、AS、SS事業部の技術者はほぼ全員が何らかの資格を保有しています。

LPIC取得者数は?

LPICレベル1が32名、LPICレベル2が4名です。
なお報奨金はLPICですとLPICレベル1で3万円、LPICレベル2で5万円、LPICレベル3で10万円です。合格後のお祝い金として支給しています。なかには情報処理技術者試験など毎月の給与に上乗せする報奨金もあります。

教育制度の仕組みについて教えてください

資格取得は業務の一環と位置づけ、資格取得にかかる費用はテキスト代から受験費まで会社が負担します。どの資格を取得するか、業務やキャリアパスに合わせ、上司との面談で相談して計画を立てるようにしています。この計画は全社で一元管理され、目標の明確化および達成度の検証も行っています。

事業部ごとの特徴はあるのでしょうか?

白川正也様
白川正也様

AS事業部では中途採用がメインとなるため、業務で必要なスキルを補完するようにベンダー試験を中心に資格取得を進めています。LPICの保有者が多いのも特徴で、近年ではLPIC合格者が増えたため社内で教え合うこともできるようになってきました。LPICの受験対策講座は社員で講師を担える人が出たので今は内製化しています。
SS事業部では全体の就業時間の1割程度を教育に割くように指導しており、仕事の状況に合わせて勉強会を開催するなどしています。当事業部では基本情報処理技術者以上の国家資格を義務づけたため、基本情報技術者取得のための勉強会が盛んに行われています。

LPICに対しての取り組みについて教えてください

AS事業部ではハードウェアサポート業務を展開しているためLinuxの基礎知識は必須です。過去はUNIX系の教育はSolarisがメインだった時期もありますが、近年ではLinuxにシフトしてきています。今後はSaaSやクラウドの潮流において、Linuxの重要性は高まっています。
SS事業部では一時UNIXからWindowsへのシフトもありましたが、近年Linuxの案件が増えてきています。LPIC有資格者を一定数確保することで新規事業展開を狙っていることもあり、今後すべての開発部でLinuxの教育が必須となる見込みです

女性エンジニアの採用についてはいかがですか?

バブル崩壊後に採用が減り、その後の結婚や出産に伴う退職などで開発部を中心に女性比率が極端に下がり、職場が暗くなってしまった時期がありました。男性だけですと口数も少なくなりますから。近年では職場活性化の一環として女性を意識的に採用しています。

女性の採用を増やしたことで好影響はありましたか?

石井善行様
石井善行様

検証業務で抜けを発見しやすくなったなど、女性のきめ細やかさが職場にいい影響を与えています。また新規ビジネスを展開するにあたり、男性だけではなく女性ならではの視点や指摘が必要だと感じています。
また職場で仕事と生活のバランスが重視されるようになりました。男性だけですと時間に無頓着に働きがちですが、女性がいると時間の使い方にメリハリが出てきます。女性の丁寧さが成果物の質を向上させ、顧客からの評価も高めることもできました。

考えが変わったことなどありましたか?

IT業務ではあまり男女に差がないということが分かってきました。女性でも数年もすれば先輩の男性エンジニアと遜色がない作業ができるように成長しますし、発言や提案では男性エンジニアを上回る人も出てきています。

採用のポイントは?

理系や文系など学部は問いませんが、一定の論理性と数学的な素養を求めるようにしています。これは男女とも同じです。ほかには積極的に発言やアイデアを出せること、明るいことを重視しています。

今後女性エンジニアに期待するところをお願いします

お客様への企画・提案や新商品製作などにおいて、女性の視点を交えてもらいたいと考えています。特に見た目のわかりやすさや使いやすさを実現する上で期待しています。また社内での仕事の進め方において改善や工夫を提案してもらいたいと考えています。

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