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LPI本部試験開発責任者 G. Mathew Rice

特別インタビューLPI本部試験開発責任者がLPICの展望と開発中の新試験について語る

2008年9月12日

LPI本部試験開発責任者 G. Mathew Rice
Matthew Rice氏

LPI本部より、LPIC試験開発の責任者であるMatthew Rice氏が来日しました。
現在開発中のLPICレベル3 303試験「Security」の開発についてお話しを伺いました。

今回の来日の目的を教えてください

現在開発を行っている303試験「Security」について、日本の色々な方から意見を伺うために来日しました。この何日かは非常に有意義でした。沢山のメディアの方にお話しできましたし、日本でのLPIの活動がとても活発なのに大変驚きました。

新しい303試験(Security)の開発状況について教えてください

今回日本で様々な方からお話しをお伺いすることで、試験開発に対する分析や計画立案がだいたい終了しました。非常に多くのフィードバックをいただきましたし、LPI認定試験に対して日本の皆さんが大変興味をお持ちだということも確認できました。また、日本のLPI-Japanで活動している試験開発ワーキンググループの理事のメンバーと打ち合わせをさせていただいたり、IPAにあるセキュリティタスクフォースのメンバーともお話をさせていただくことができたことが成果として挙げられます。

同様のヒアリングは他の国でも行っているのですか?

他にはアメリカやドイツでもヒアリングを行っています。ドイツはヨーロッパでのLPI取得が非常に多い地域ですので、今年の5月から6月にヒアリングを行いました。
またアメリカでは、先日行われたLinuxWorld San Franciscoでも多くの関係者が集まってミーティングを行いました。
今回は実施していませんが、今後は南アメリカやアフリカといった地域も、LPIにとって重要な地域になっていくと考えています。

今後、開発はどのように進められるのですか?

次は、JTA(Job Task Analysis)という作業で、認定されるに相当するプロフェッショナルにはどのような業務上の作業があるかを検討します。その後、出題範囲を決定し、最終的な試験の開発へと入っていきます。試験は正式にリリースされる前に実施されるβ版のテストがありますが、β版の実施を年内に、来年の春ぐらいには正式な試験を開始できればと思っています(※註:このスケジュールはあくまでインタビュー時の予定であって、決定された正式なものではありません)。

試験開発に参加するには?

Matthew Rice氏とLPI-Japan理事長
Matthew Rice氏とLPI-Japan理事長

試験開発には誰でも参加できます。興味のある人は是非参加してみてください。

今後、Linuxマーケットの展望について意見を聞かせてください

北米でのLinuxマーケットは、毎年のように拡大しています。以前であれば、Linuxはカッコイイ(Cool)ということで、エンジニアを中心に使用されていましたが、今では多くのビジネスのシステムにおいてLinuxが使用されるようになってきています。これは一つには、Linuxの機能が向上し、更に安定化していきていることが挙げられるのではないかと思います。今後も企業システムの基盤としてLinuxはますます活用されるでしょう。

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