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企業内におけるLPICの位置づけ

こちらでは2005年5月27日に発行されたメールマガジン【LPI通信】の寄稿記事の全文を掲載しております。 メールマガジンについての詳細はこちらからどうぞ。

特別インタビュー〜企業内におけるLPICの位置づけ

2005年5月27日

今回は富士通株式会社 サーバシステム事業本部 Linuxソフトウェア開発統括部 嘉村 健さんに、企業内におけるLPICの位置づけをお聞きしました。

現在のお仕事を教えてください。

富士通株式会社 サーバシステム事業本部 Linuxソフトウェア開発統括部 嘉村 健さん
嘉村健さん

私の所属する部門では、Linuxカーネルの基幹システム向け機能の開発やLinuxで構築したシステムに対するサポート、Linux上で動作する富士通ミドルウェアを含めた総合的な整合性検証などを行っています。最近では基幹システムをターゲットにした基幹IAサーバの開発なども行いました。

何名ほどのLinux技術者がいらっしゃるのですか?

100名以上の技術者がおります。2年ほど前にLinuxビジネスを強化するために増員したのですが、Linux未経験者には3ヶ月間の研修を行い、以前から持っていた汎用機などの技術とLinuxの技術を結びつけるLinuxエンジニアの育成を行いました。その際にLPIC取得を一つの指標として取り入れたわけです。

社員の方のLPI取得支援はどのようになっているのですか?

社内教育部門にLPI取得対策コースが用意されていて、誰でも受講できます。e-ラーニングで受講するコースもあるので、現在の仕事と並行して学習することも可能です。

LPICが中途採用者の条件などにはなるのでしょうか?

条件というわけではありませんが、応募者の技術スキルを知る客観的な判断基準としては参考にしています。もちろん取得していた方がスキルを認めやすいと言うことになります。社員についてもそうですが、Linuxに関わる製品の開発や検証を行う技術者であれば、LPICを取得しておいて欲しいと考えております。

具体的に現場でLPICが求められる状況を教えてください。

私がいる部門には、現場のシステムエンジニアの方から寄せられるサポート要求に応える業務もあります。その際、相互のやり取りを確実にするためには、双方のエンジニアの技術レベルが一定以上であることが求められます。もしLPICを取得していれば、そのような点で安心と言えます。
現在のところ、すべてのエンジニアがLPICを取得しているわけではありませんが、より高いサービス提供のために取得率を向上させていく予定です。

今求められているLinuxエンジニアは?

システムについて満遍なく全体を見ることができる人がいれば、すぐにでも欲しいですね。また、ネットワークについてよく知っている人や、Linuxカーネルを理解していてドライバの開発ができる人も求められています。

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