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第17回SSHについて

セミナーなどの際に質問の多い、Linuxの学習環境構築について、いくつかのテーマについて解説していきます。今回はSSHについて解説します。

SSHは「Secure SHell」のことです。SSHの役割を簡単に言ってしまえば、Linuxにリモートログインして、様々なコマンドを実行できる、ということになります。

以前は、リモートログインにはtelnetが使われていましたが、telnetは通信が暗号化されていないということもあり、セキュリティ保護の観点から徐々に使われなくなってきています。最近では、初学者に対しても最初からSSHを使いましょう、と言われるようになってきました。

SSHを使ったリモートログインを活用すると、たとえばLinuxを動かすマシンにあまりメモリが搭載されていない場合、無理にGUIを使おうとすると動作が遅くなってしまったりしますが、単にコマンドを使って操作をしたいだけなら、SSHでリモートログインするだけで済みます。操作はWindowsなどのクライアントから、SSHで接続してコマンドを実行するのはサーバー管理では一般的なスタイルなので、早い段階で慣れておくといいでしょう。

Windowsで動作するSSHクライアントとしては、「PuTTY」や「Tera Term」などがあります。

もし、より進んだ使い方にチャレンジしたい人は、普通にパスワードを入れる「パスワード認証」ではなく、公開鍵・秘密鍵暗号を利用してより安全な「公開鍵認証」を設定してみましょう。設定には、公開鍵・秘密鍵を作成し、ログイン先のホームディレクトリ以下に公開鍵をコピーする必要があります。このあたりの手順がしっかりとできるようになったら、初級者は卒業でしょう。

宮原 徹

コラム執筆/宮原 徹

中央大学法学部法律学科卒。
日本オラクル株式会社でのLinux版Oracleのマーケティングに従事後、2001年株式会社びぎねっとを設立。Linuxをはじめとするオープンソースの普及活動を積極的に行い、IPA「2008年度 OSS貢献者賞」を受賞。
LPIC関係の活動では、『Linux標準教科書』『Linuxサーバー構築標準教科書』の監修、執筆や、LPI-Japan発行のメールマガジンにも例題解説などを寄稿している。

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