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第8回ネットワークについて

セミナーなどの際に質問の多い、Linuxの学習環境構築について、いくつかのテーマについて解説していきます。今回はネットワークについて解説します。

Linux学習の主な目的がネットワークサーバー構築スキルの修得であることを考えると、ネットワーク環境もきちんと整えるのも重要なポイントといえます。

以前に比べると、ネットワーク環境を整えるコストは格段に安くなっていますが、本格的なスキルを身につけたいのであれば、ネットワーク機器などにも多少の考慮は行いたいものです。

たとえばスイッチですが、普通に低価格に購入できるものはいわゆる「アンマネージド L2スイッチ」と呼ばれる、単純にポート間でやり取りを行うものです。それに対して、業務で使用されるものは以下のようなものが多く見受けられます。

  • コマンドライン管理のサポート、またはWeb管理画面を備えている
  • VLANやスパニングツリーなどの機能を備えている
  • L3スイッチング機能を備えている

もちろん、最初の最初から高度な機能を備えたネットワークスイッチを用意する必要はありませんが、ステップアップする中でネットワークの冗長性を備えたシステム構築などを行う必要も出てくるので、どのような製品があるのかを意識しておくといいでしょう。また、一般的にネットワーク機器は高価な物が多いので、場合によっては中古などで入手するのも一つの手段です。

ノートPCなどでLinux環境を構築している場合、ネットワークインターフェースの数が1つしか無いこともあるでしょう。最近ではUSB接続のネットワークインターフェースもLinuxでそのまま利用できるようになってきているので、型番などから対応状況を調べてみるのもよいかもしれません。

宮原 徹

コラム執筆/宮原 徹

中央大学法学部法律学科卒。
日本オラクル株式会社でのLinux版Oracleのマーケティングに従事後、2001年株式会社びぎねっとを設立。Linuxをはじめとするオープンソースの普及活動を積極的に行い、IPA「2008年度 OSS貢献者賞」を受賞。
LPIC関係の活動では、『Linux標準教科書』『Linuxサーバー構築標準教科書』の監修、執筆や、LPI-Japan発行のメールマガジンにも例題解説などを寄稿している。

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