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第6回ディストリビューション選び

セミナーなどの際に質問の多い、Linuxの学習環境構築について、いくつかのテーマについて解説していきます。今回はディストリビューション選びについて解説します。

LPICの試験は基本的にディストリビューションに依存しないように作成されているため、学習にはどのディストリビューションを選んでも構いませんが、学習を進めるに当たってはある程度主軸となるディストリビューションを選択しておくといいでしょう。

絶対的な判断基準はありませんが、いくつかの判断基準でディストリビューションを選んでいくとよいでしょう。

  • 参考となる情報が多い

学習にあたって、参考となる情報が多い方が良いのは言うまでもありません。たとえば書籍であるとか、Webの情報、場合によっては身近で教えてくれる人などが参考となる情報です。LPICはディストリビューション依存していないと言っても、現実に各種サーバーの設定方法などは各ディストリビューションによって異なりますから、ディストリビューションの種類やバージョンなど、参考情報に合わせる必要があるでしょう。

  • 業務で使用している

今、目の前にある業務のためのスキルとしてLinuxを学習したいのであれば、業務で使用しているディストリビューションを使用するとよいでしょう。ただし、バージョンなどが古いと参考となる情報が少ない場合があります。このあたりをどのように補うかはよく考えておく必要があります。

  • 使いやすそうなものを選んでみる

いくつかのディストリビューションをインストールし、触ってみて、使いやすそうと思えるものを選んでみるのも方法の一つです。継続的に使用できることが学習にもメリットを及ぼします。内部にそれほど大きな違いはありませんので、見た目重視でも構わないのではないでしょうか。

いずれにしろ、本格的に学習を始める前に、あるいは学習が進んだ後に、様々なディストリビューションを試してみるのは非常に参考になります。
仮想マシンなどを活用して、あれこれ試してみるとよいでしょう。

宮原 徹

コラム執筆/宮原 徹

中央大学法学部法律学科卒。
日本オラクル株式会社でのLinux版Oracleのマーケティングに従事後、2001年株式会社びぎねっとを設立。Linuxをはじめとするオープンソースの普及活動を積極的に行い、IPA「2008年度 OSS貢献者賞」を受賞。
LPIC関係の活動では、『Linux標準教科書』『Linuxサーバー構築標準教科書』の監修、執筆や、LPI-Japan発行のメールマガジンにも例題解説などを寄稿している。

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