HOMELPIC-2LPIC-2 出題範囲201試験範囲:出題範囲詳細(Ver3.0)※2012/9/30まで

201試験範囲:出題範囲詳細(Ver3.0)※2012/9/30まで

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概要

LPICレベル2認定には、この試験が必須である。これは、Linuxのすべてのディストリビューションにわたって共通する、Linux技術者にとって必要な高度な技能をカバーしている。
この出題範囲はバージョン3.0になる。

出題範囲にあるそれぞれの項目には、重要度として重み付けがなされている。重みの範囲は概ね1〜10であり、それぞれの目標の相対的な重要性を示している。重い目標ほど、試験において多くの問題が出題される。

201試験範囲:出題範囲詳細(Ver3.0)※2012/9/30まで

主題201Linuxカーネル

201.1 カーネルの構成要素
重要度 2
説明 特定のハードウェア、ハードウェアドライバ、システムリソース、およびさまざまな要求に必要となるカーネルの構成要素を利用する。これには、異なる種類のカーネルイメージを実装すること、安定版および開発版のカーネルとパッチを区別すること、カーネルモジュールを利用することなども含まれる。
主要な知識範囲
  • カーネル2.6.xのドキュメント
重要なファイル、
用語、ユーティリティ
  • /usr/src/linux
  • /usr/src/linux/Documentation
  • zImage
  • bzImage
201.2 カーネルのコンパイル
重要度 2
説明 カーネルを適切に設定し、Linuxカーネルの特定の機能を必要に応じて取り込む、または無効化する。これには、必要に応じてLinuxカーネルをコンパイルまたは再コンパイルする、新しいカーネルに更新や変更を書き込む、initrdイメージを作成する、新しいカーネルをインストールするなども含まれる。
主要な知識範囲
  • /usr/src/linux/
  • GRUBの構成ファイル
  • カーネル2.6.xのmakeのターゲット
重要なファイル、
用語、ユーティリティ
  • mkinitrd
  • mkinitramfs
  • make
  • makeのターゲット(config、xconfig、menuconfig、oldconfig、mrproper zImage、bzImage、modules、modules_install)
201.3 カーネルへのパッチ適用
重要度 1
説明 新しいハードウェアのサポートを加えるために、カーネルに適切なパッチを当てる。これには、すでにパッチが当てられたカーネルから適切なパッチを削除することも含まれる。
主要な知識範囲
  • カーネルのMakefile
重要なファイル、
用語、ユーティリティ
  • patch
  • gzip
  • bzip2
201.4 カスタムカーネルおよびカーネルモジュールのカスタマイズ、構築、インストール
重要度 2
説明 2.6 カーネルを特定のシステム要件を満たすよう必要に応じてパッチを当てる、コンパイルする、設定ファイルを編集するなどして、カスタマイズ、構築、およびインストールする。これには、カーネルをコンパイルする要件、カーネルモジュールの設定および構築の要件を評価することも含まれる。
主要な知識範囲
  • 現在のカーネル構成をカスタマイズする
  • 新しいカーネルおよび適切なカーネルモジュールを構築する
  • 新しいカーネルおよび必要なモジュールをインストールする
  • ブートマネージャーが新しいカーネルおよび関連付けられたファイルを探せるようにする
  • /usr/src/linux/
  • モジュールの構成ファイル
重要なファイル、
用語、ユーティリティ
  • patch
  • make
  • モジュールツール
  • /usr/src/linux/*
  • /usr/src/linux/.config
  • /lib/modules/kernel-version/*
  • /boot/*
  • makeのターゲット(all、config、menuconfig、xconfig、gconfig oldconfig、modules、install、modules_install、rpm-pkg、binrpm-pkg、deb-pkg)
201.5 実行時におけるカーネルおよびカーネルモジュールの管理/照会
重要度 3
説明 2.6.x カーネルとそのロード可能なモジュールについての管理や照会ができる。
主要な知識範囲
  • コマンドラインユーティリティを使用して、現在実行中のカーネルおよびカーネルモジュールに関する情報を取得する
  • 手作業でカーネルモジュールをロードおよびアンロードする
  • モジュールをアンロードできるタイミングを判断する
  • モジュールが受け取るパラメータを判断する
  • モジュールをファイル名ではなく別の名前でロードできるようにシステムを設定する
重要なファイル、
用語、ユーティリティ
  • /lib/modules/kernel-version/modules.dep
  • /etc内のモジュール設定ファイル
  • /proc/sys/kernel/
  • depmod
  • insmod
  • lsmod
  • rmmod
  • modinfo
  • modprobe
  • uname

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主題202システムの起動

202.1 システムの起動とブートプロセスのカスタマイズ
重要度 4
説明 さまざまなランレベルのシステムサービスの動作を照会および変更する。initの構造とブートプロセスについての完全な理解が必要。これには、ランレベルの操作も含まれる。
主要な知識範囲
  • LSB(Linux Standard Base Specification:Linux標準仕様)
重要なファイル、
用語、ユーティリティ
  • /etc/inittab
  • /etc/init.d/
  • /etc/rc.d/
  • chkconfig
  • update-rc.d
202.2 システムを回復する
重要度 4
説明 ブートプロセスの最中またはリカバリモードでのLinuxシステムを適切に操作する。これには、initユーティリティおよびカーネルのinit関連オプションの使用も含まれる。
主要な知識範囲
  • inittab
  • GRUB
  • grub shell
重要なファイル、
用語、ユーティリティ
  • init
  • mount
  • fsck
  • telinit

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主題203ファイルシステムとデバイス

203.1 Linuxファイルシステムを操作する
重要度 4
説明 標準的なLinuxファイルシステムの適切な設定と操作。これには、各種ファイルシステムの設定およびマウントも含まれる。
主要な知識範囲
  • fstab設定の概念
  • スワップパーティションおよびファイルを操作するツールとユーティリティ
  • UUIDの使用
重要なファイル、
用語、ユーティリティ
  • /etc/fstab
  • /etc/mtab
  • /proc/mounts
  • mountとumount
  • sync
  • swapon
  • swapoff
203.2 Linuxファイルシステムの保守
重要度 3
説明 システムユーティリティを使用して、Linuxファイルシステムを適切に保守する。これには、標準的なファイルシステムの操作も含まれる。
主要な知識範囲
  • ext2およびext3を操作するツールとユーティリティ
  • reiserfs V3を操作するツールとユーティリティ
  • xfsを操作するツールとユーティリティ
重要なファイル、
用語、ユーティリティ
  • fsck (fsck.*)
  • badblocks
  • mkfs (mkfs.*)
  • dumpe2fs
  • debugfs、debugreiserfs
  • tune2fs、reiserfstune
  • mkswap
  • xfs_info、xfs_check、xfs_repair
203.3 ファイルシステムを作成してオプションを構成する
重要度 2
説明 AutoFSを使用して、ファイルシステムのオートマウント設定をする。これには、ネットワーク上およびデバイス上のファイルシステムに対するオートマウントの設定が含まれる。また、CD-ROMなどのデバイス用のファイルシステムの作成も含まれる。
主要な知識範囲
  • autofsの設定ファイル
  • UDFおよびISO9660のツールとユーティリティ
  • CD-ROMのファイルシステム(UDF、ISO9660、HFS)
  • CD-ROMのファイルシステム拡張(Joliet、Rock Ridge、El Torito)
重要なファイル、
用語、ユーティリティ
  • /etc/auto.master
  • /etc/auto.[dir]
  • mkisofs
  • dd
  • mke2fs
203.4 udevでのデバイス管理
重要度 1
説明 udevを使用した、デバイスの検知と管理について理解する。これには、udevルールのトラブルシューティングが含まれる。
主要な知識範囲
  • udevルール
  • カーネルのインターフェイス
重要なファイル、
用語、ユーティリティ
  • udevmonitor
  • /etc/udev

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主題204高度なストレージ管理

204.1 RAIDを構成する
重要度 2
説明 ソフトウェアRAIDの設定と実装をする。これには、RAID 0、1、5の構成も含まれる。
主要な知識範囲
  • ソフトウェアRAIDの設定ファイルとユーティリティ
重要なファイル、
用語、ユーティリティ
  • mdadm.conf
  • mdadm
  • /proc/mdstat
  • fdisk
204.2 記憶装置へのアクセス方法を調整する
重要度 1
説明 各種ドライブをサポートするようカーネルオプションを設定する。これには、ハードディスク設定を表示および変更するソフトウェアツールが含まれる。
主要な知識範囲
  • ATAPIおよびSATAを含むIDEデバイス用にDMAを設定するツールとユーティリティ
  • システムリソース(割り込みなど)を操作または分析するツールとユーティリティ
  • sdparmコマンドとその利用法
重要なファイル、
用語、ユーティリティ
  • hdparm
  • sdparm
  • tune2fs
  • sysctl
  • /dev/hd*および/dev/sd*
204.3 論理ボリュームマネージャ
重要度 3
説明 論理ボリューム、ボリュームグループ、および物理ボリュームの作成および削除を行う。これには、スナップショットと論理ボリュームのサイズ変更が含まれる。
主要な知識範囲
  • LVMスイートのツール
  • 論理ボリューム、ボリュームグループ、物理ボリュームのサイズ変更、名前変更、作成および削除
  • スナップショットの作成と維持
  • ボリュームグループの有効化
重要なファイル、
用語、ユーティリティ
  • /sbin/pv*
  • /sbin/lv*
  • /sbin/vg*
  • mount
  • /dev/mapper/

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主題205ネットワーク構成

205.1 基本的なネットワーク構成
重要度 3
説明 ネットワークデバイスを設定し、有線または無線のローカルネットワークと、広域ネットワークに接続する。これには、1つのネットワーク内でさまざまなサブネットと通信することが含まれる。
主要な知識範囲
  • Ethernetネットワークインターフェイスを設定および操作するユーティリティ
  • 無線ネットワークを構成する
重要なファイル、
用語、ユーティリティ
  • /sbin/route
  • /sbin/ifconfig
  • /sbin/ip
  • /usr/sbin/arp
  • /sbin/iwconfig
  • /sbin/iwlist
205.2 高度なネットワーク構成とトラブルシューティング
重要度 4
説明 ネットワークデバイスを設定し、さまざまなネットワーク認証方法を実装する。これには、マルチホームのネットワークデバイスの設定、VPNクライアントの設定、および通信の問題解決も含まれる。
主要な知識範囲
  • ルーティングテーブルを操作するユーティリティ
  • Ethernetネットワークインターフェイスを設定および操作するユーティリティ
  • ネットワークデバイスの状態を分析するユーティリティ
  • TCP/IPのトラフィックを監視および分析するユーティリティ
  • OpenVPN
重要なファイル、
用語、ユーティリティ
  • /sbin/route
  • /sbin/ifconfig
  • /bin/netstat
  • /bin/ping
  • /usr/sbin/arp
  • /usr/sbin/tcpdump
  • /usr/sbin/lsof
  • /usr/bin/nc
  • /sbin/ip
  • /etc/openvpn/*
  • openvpn
  • nmap
  • wireshark
205.3 ネットワークの問題を解決する
重要度 5
説明 一般的なネットワーク設定に関する問題を特定して解決する。これには、基本的な設定ファイルの位置とコマンドに関する知識も含まれる。
主要な知識範囲
  • アクセスを制限するファイルの配置と内容
  • Ethernetネットワークインターフェイスを設定および操作するユーティリティ
  • ルーティングテーブルを管理するユーティリティ
  • ネットワークの状態を表示するユーティリティ
  • ネットワーク設定に関する情報を得るユーティリティ
  • ハードウェアの認識と利用に関する情報を得る方法
  • システムの初期化ファイルとその内容(SysVのinitプロセス)
重要なファイル、
用語、ユーティリティ
  • /sbin/ifconfig
  • /sbin/route
  • /bin/netstat
  • /etc/networkまたは/etc/sysconfig/network-scripts/
  • /var/log/syslogおよび/var/log/messagesなどのシステムのログファイル
  • /bin/ping
  • /etc/resolv.conf
  • /etc/hosts
  • /etc/hosts.allowおよび/etc/hosts.deny
  • /etc/hostnameまたは/etc/HOSTNAME
  • /bin/hostname
  • /usr/sbin/traceroute
  • /usr/bin/dig
  • /bin/dmesg
  • /usr/bin/host
205.4 システム関連の問題をユーザに通知する
重要度 1
説明 現在発生しているシステム関連の問題についてユーザに通知する。
主要な知識範囲
  • ログオンメッセージを使用してユーザへの通知を自動的に行う
  • アクティブなユーザにシステムの保守を通知する
重要なファイル、
用語、ユーティリティ
  • /etc/issue
  • /etc/issue.net
  • /etc/motd
  • wall
  • /sbin/shutdown

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主題206システムの保守

206.1 ソースからプログラムをmakeしてインストールする
重要度 4
説明 ソースから実行プログラムをビルドしてインストールする。これには、ソースファイルの展開も含まれる。
主要な知識範囲
  • 一般的な圧縮およびアーカイブユーティリティを使用して、ソースコードを展開する
  • プログラムをコンパイルするmakeの実行について基本を理解する
  • configureスクリプトにパラメーターを適用する
  • デフォルトでソースがどこに格納されるかを知っている
重要なファイル、
用語、ユーティリティ
  • /usr/src/
  • gunzip
  • gzip
  • bzip2
  • tar
  • configure
  • make
  • uname
  • install
206.2 バックアップ操作
重要度 3
説明 重要なシステムデータをバックアップするシステムツールを使用する。
主要な知識範囲
  • バックアップに含める必要があるディレクトリについて知っている
  • Amanda、Bacula、BackupPCなどのネットワークバックアップソリューションについて把握している
  • テープ、CD-R、ディスク、またはその他のバックアップメディアの利点と欠点を知っている
  • 部分的および手作業によるバックアップを実行する
  • バックアップファイルの整合性を確認する
  • バックアップを部分的または完全に復元する
重要なファイル、
用語、ユーティリティ
  • /bin/sh
  • cpio
  • dd
  • tar
  • /dev/st*および/dev/nst*
  • mt
  • rsync

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主題207ドメインネームサーバ

207.1 DNSサーバの基本的な設定
重要度 2
説明 キャッシュ専用DNSサーバとして機能するようにBINDを設定する。これには、古いBINDの設定ファイルを新しい形式に変換すること、稼働中のサーバを管理すること、ログの設定も含まれる。
主要な知識範囲
  • BIND 9.xの設定ファイル、用語、ユーティリティ
  • BINDの設定ファイルで、BINDゾーンファイルの位置を定義する
  • 変更した設定ファイルおよびゾーンファイルの再読込
重要なファイル、
用語、ユーティリティ
  • /etc/named.conf
  • /var/named/*
  • /usr/sbin/rndc
  • kill
207.2 DNSゾーンの作成と保守
重要度 2
説明 正引きおよび逆引きのゾーンファイルまたはルートレベルサーバのゾーンファイルを作成する。これには、レコードに適切な値を設定すること、ホストをゾーンに追加すること、ゾーンをDNSに追加することも含まれる。また、他のDNSサーバにゾーンの委任を行うことも含まれる。
主要な知識範囲
  • BIND 9の設定ファイル、用語、ユーティリティ
  • DNSサーバに情報を要求するためのユーティリティ
  • BINDゾーンファイルのレイアウト、内容、ファイル配置
  • 逆引きゾーンを含む、ゾーンファイルに新しいホストを追加するさまざまな方法
重要なファイル、
用語、ユーティリティ
  • /var/named/*
  • ゾーンファイルの書式
  • リソースレコードの書式
  • dig
  • nslookup
  • host
207.3 DNSサーバを保護する
重要度 2
説明 DNSサーバをroot以外のユーザとしてchroot jail環境で実行するよう設定する。これには、DNSサーバ間で安全なデータ交換を行うことも含まれる。
主要な知識範囲
  • BIND 9の設定ファイル
  • chroot jail環境で稼働するようBINDを設定する
  • forwarders文を使用してBINDの構成を分割する
  • TSIG(Transaction Signature)の設定と利用
  • DNSSECによるゾーンの署名
重要なファイル、
用語、ユーティリティ
  • /etc/named.conf
  • /etc/passwd
  • DNSSEC
  • dnssec-keygen

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