301試験の例題と解説
306.1リソース使用率を測定する
■トピックの概要
このトピックの内容(2008年4月18日時点)は以下の通りです。トピックの詳細はこちらからご確認ください。
306.1 リソース使用率を測定する
重要度: 4
<説明> ハードウェアリソースとネットワーク帯域幅の使用率を測定できること。
<主要な知識範囲>
- CPU使用率を測定する
- メモリ使用量を測定する
- ディスクI/Oを測定する
- ネットワークI/Oを測定する
- ファイアウォール機能とルーティングスループットを測定する
- クライアントの帯域幅使用率をマップする
<重要なファイル、用語、ユーティリティ>
- iostat
- vmstat
- pstree
- w
- lsof
- top
- uptime
- sar
■例題
システムの負荷状態を確認する際に使用するコマンドとして、適切でないものを選びなさい。
- iostat
- vmstat
- pstree
- top
- sar
※この例題は実際のLPIC試験とは異なります。
解答と解説
答えは 3. pstree です。
Linuxでは、システムの負荷状態を様々なコマンドで参照して、調査することができます。それぞれのコマンドが表示する情報は異なるので、状況に合わせて適切なコマンドを実行するのが大切です。
解答となったpstreeコマンドは、動作しているプロセスの親子関係をツリー状に表示するコマンドです。あるプロセスがどうして動作しているのか確認したりするには便利ですが、それがそのまま負荷状態に繋がるわけではありません。あくまで調査している段階で、起動した覚えがないプロセスの由来を調査するなどの目的で使用します。
iostatコマンドは、主にI/O周りの状態を表示します。
vmstatコマンドは、主にメモリ周りの状態を表示します。
topコマンドは、CPU負荷率やプロセスの状態を表示します。特にどのプロセスが負荷が高いのかを調べたりするのに便利です。
sarコマンドは、ある期間のシステム負荷状態の推移を調べるために使用します。cronなどの仕組みを使ってシステム負荷のログを記録しておき、分析して負荷の推移や傾向などを調べます。たとえば、朝夕に負荷が高かったり、月末に負荷が高いなど、業務プロセスに依存した負荷状態を調査するのに便利です。
それぞれのコマンドの特徴を把握し、使い分けられるようにしましょう。
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- 構成:宮原 徹(株式会社びぎねっと)
- ※上記の解説とその内容については、株式会社びぎねっと 宮原徹氏の監修です。
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