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201試験の例題と解説

203.4udevでのデバイス管理

今回は201試験の試験範囲から、「203.4 udevでのデバイス管理」についての例題を解いてみます。

■トピックの概要
このトピックの内容(2009年4月17日時点)は以下の通りです。トピックの詳細はこちらからご確認ください。

203.4 udevでのデバイス管理
重要度: 1

<説明>
udevを使用した、デバイスの検知と管理について理解する。
これには、udevルールのトラブルシューティングが含まれる。

<主要な知識範囲>

  • udevルール
  • カーネルのインターフェイス

<重要なファイル、用語、ユーティリティ>

  • udevmonitor
  • /etc/udev

■例題
udevを使用するメリットとして間違っているものを選びなさい。

  1. 新しいデバイスにすぐに対応できる
  2. デバイス名を固定できる
  3. デバイスを動的に扱える
  4. デバイスの設定を柔軟に行える

※この例題は実際のLinuC試験とは異なります。

解答と解説

答えは 1. 新しいデバイスにすぐに対応できるです。

UNIX的なシステムでは、デバイスは/devディレクトリ以下に作られたデバイスファイルを経由してアクセスしますが、デバイスファイルはメジャー番号、マイナー番号で指定され、またデバイスファイル名が変わるなど、やや扱いにくいところがありました。

udevの仕組みは、このような問題を解決するために導入されたもので、一番のメリットはデバイス名を固定できることでしょう。たとえばネットワークインターフェースカードであれば、MACアドレスをベースにudevルールを記述しておくことで、デバイス名を固定することができるので、起動時にネットワークインターフェースカードが故障などで初期化されなかった場合、別のカードにデバイス名が割り当てられてしまうことがありません。

○名前が変わってしまう例

再起動前
カードA → eth0
カードB → eth1

再起動後
カードA → 故障
カードB → eth0
※カードBが壊れたため、カードBがeth0になってしまう。

udevルールには、デバイスをどのように検知し、どのようなデバイスとして扱うかをルールとして記述していくことができるので、従来の/devの仕組みよりも可読性が高まっています。

また、デバイスファイルを動的に作成したり、削除したりすることもできる仕組みを提供しています。

基本的なudevルールは/etc/udev/rules.dディレクトリに含まれているので、一度目を通しておきましょう。

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