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201試験の例題と解説

205.1基本的なネットワーク構成

今回は201試験の試験範囲から、「205.1 基本的なネットワーク構成」についての例題を解いてみます。

■トピックの概要
このトピックの内容(2009年6月5日時点)は以下の通りです。トピックの詳細はこちらからご確認ください。

205.1 基本的なネットワーク構成
重要度: 3

<説明>
ネットワークデバイスを設定し、有線または無線のローカルネットワークと、広域ネットワークに接続する。これには、1つのネットワーク内でさまざまなサブネットと通信することが含まれる。

<主要な知識範囲>

  • Ethernetネットワークインターフェイスを設定および操作するユーティリティ
  • 無線ネットワークを構成する

<重要なファイル、用語、ユーティリティ>

  • /sbin/route
  • /sbin/ifconfig
  • /sbin/ip
  • /usr/sbin/arp
  • /sbin/iwconfig

■例題
arpコマンドの機能として間違っているものを選びなさい。

  1. ARPテーブルを表示する
  2. ARPテーブルにエントリーを追加する
  3. ARPテーブルのエントリーを削除する
  4. ARPテーブルをファイルに保管する

※この例題は実際のLinuC試験とは異なります。

解答と解説

答えは 4. ARPテーブルをファイルに保管するです。

ARPは、IPアドレスからMACアドレスを割り出すプロトコルです。基本的に自分の知らない送信先がある場合、ブロードキャストでARPリクエストを行い、送信先IPアドレスを持つ機器が自分のMACアドレスを返すことでARPテーブルは自動的にメンテナンスされていきます。

そのため、特別な必要がない限りはシステム管理者がARPテーブルを操作する必要はありません。たとえば、通信が正常に行えないなどトラブルが発生した場合には、まずARPテーブルを参照して正しく送信先の情報が登録されているかチェックしたりします。

少し特殊な使い方としては、相手先のIPアドレスが分からない場合、まずブロードキャストに対して何かのリクエスト(PINGでも良い)を送信し、ネットワークセグメント全体についてのARPテーブルを作ります。その後ARPテーブルを参照して、MACアドレスからIPアドレスを調べます。
MACアドレスはベンダーによって先頭の6桁が決まっているので、ある程度推測を立てることができるわけです。コンソールを持たない組み込み機器などを扱う際に覚えておくと便利なテクニックです。

ARPは普段はほとんど触れないポイントですが、トラブルシューティングなどで使用することがあるので、動作をきちんと確認しておきましょう。

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