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201試験の例題と解説

206.2バックアップ操作

今回は201試験の試験範囲から、「206.2 バックアップ操作」についての例題を解いてみます。

■トピックの概要
このトピックの内容(2009年8月14日時点)は以下の通りです。トピックの詳細はこちらからご確認ください。

206.2 バックアップ操作
重要度: 3

<説明>
重要なシステムデータをバックアップするシステムツールを使用する。

<主要な知識範囲>

  • バックアップに含める必要があるディレクトリについて知っている
  • AmandaBaculaBackupPCなどのネットワークバックアップソリューションについて把握している
  • テープ、CD-R、ディスク、またはその他のバックアップメディアの利点と欠点を知っている
  • 部分的および手作業によるバックアップを実行する
  • バックアップファイルの整合性を確認する
  • バックアップを部分的または完全に復元する

<重要なファイル、用語、ユーティリティ>

  • /bin/sh
  • cpio
  • dd
  • tar
  • /dev/st*および/dev/nst*
  • mt
  • rsync

■例題
/dev/st*デバイスと/dev/nst*デバイスの違いについての説明として正しいものを選びなさい。

  1. /dev/st*はSCSIテープデバイス、/dev/nst*は非SCSIテープデバイス
  2. /dev/st*は巻き戻しテープデバイス、/dev/nst*は非巻き戻しテープデバイス
  3. /dev/st*はローカルのテープデバイス、/dev/nst*はネットワーク経由のテープデバイス
  4. /dev/st*は再書込可能テープデバイス、/dev/nst*は再書込不可テープデバイス

※この例題は実際のLinuC試験とは異なります。

解答と解説

答えは 2. /dev/st*は巻き戻しテープデバイス、/dev/nst*は非巻き戻しテープデバイスです。

テープデバイスで使用するテープはディスクと異なり、巻き戻しや早送りなどを行う必要があります。もし一本のテープに連続して書き込みを行いたい場合には、書き込み終了後に巻き戻しを行わない/dev/nst*デバイスを使用する必要があります。

もし/dev/st*デバイスを使用すると、1回の書き込みが終わった段階でテープを巻き戻します。たとえばフルバックアップを1本で取るようなバックアップを行う場合には適しています。

/dev/st*/dev/nst*はデバイス名が異なるだけで、物理的には同じデバイスを指しており、巻き戻し動作の有無が違いとなります。

通常のテープは上書き可能になっていますが、物理的にテープ側で書き込み禁止にしたり、テープカートリッジによっては1回しか書き込みができないようになっているものも存在します。

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  • ※上記の解説とその内容については、例題作成者の監修です。
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