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201試験の例題と解説

203.2 Linuxファイルシステムの保守

今回は201試験の試験範囲から「203.2 Linuxファイルシステムの保守」についての例題を解いてみます。

■トピックの概要
このトピックの内容は以下の通りです。

<203.2 Linuxファイルシステムの保守>
重要度 3

<説明>
システムユーティリティを使用して、Linuxファイルシステムを適切に保守する。
これには、標準的なファイルシステムの操作も含まれる。

<主要な知識範囲>
・ext2、ext3およびext4を操作するツールとユーティリティ
・reiserfs V3を操作するツールとユーティリティ
・xfsを操作するツールとユーティリティ

<重要なファイル、用語、ユーティリティ>
・fsck (fsck.*)
・badblocks
・mkfs (mkfs.*)
・dumpe2fs、xfsdump、xfsrestore
・debugfs、debugreiserfs
・tune2fs、reiserfstune
・mkswap
・xfs_info、xfs_check、xfs_repair


■例題
fsckコマンドの役割として正しいものを選びなさい。

1. ファイルシステムを作成する
2. ファイルシステムの設定を変更する
3. ファイルシステムの障害を修復する
4. ファイルシステムをダンプする

※この例題は実際のLinuC試験とは異なります。

解答と解説

答えは 3. ファイルシステムの障害を修復する です。

物理的なディスクの障害やシステムの不正な強制終了などにより、ファイルシステムに障害が発生することがあります。fsckコマンドはこの障害を検知し、修復を行うコマンドです。

ext3などのジャーナリング機能を使うと、データの書き込みに対する不整合を検出しやすくなるので、fsckにかかる時間が短縮されます。ただし、ジャーナリング機能による不整合が見つかった箇所以外はチェックしないため、隠れた障害は修復されません。定期的に手動でfsckコマンドを実行するなどして障害チェックを行う必要があるでしょう。

また、システム再起動時に自動的にfsckコマンドが実行される場合があります。これは何度かマウントが行われた時、あるいは一定期間毎にfsckコマンドが実行されるようになっているためです。どのタイミングでfsckコマンドが実行されるかはtune2fsコマンドで確認できます。

# tune2fs -l /dev/hda2
tune2fs 1.35 (28-Feb-2004)
(省略)
Mount count:              2
Maximum mount count:      31

Mount countが31に達するとfsckコマンドが実行されます。

Last checked:             Wed Oct 10 17:10:14 2012
Check interval:           15552000 (6 months)
Next check after:         Mon Apr  8 17:10:14 2013

6ヶ月毎にfsckコマンドが実行されます。


これらの値はtune2fsコマンドで変更することもできますが、カウント数を上げたり間隔を広げる場合には、変更を行うことが適切か検討の上で行う必要があるでしょう。

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