HOMEサンプル問題・例題解説201試験の例題と解説203.4 udevでのデバイス管理

201試験の例題と解説

203.4udevでのデバイス管理

今回は201試験の試験範囲から「203.4 udevでのデバイス管理」についての例題を解いてみます。

■トピックの概要
このトピックの内容は以下の通りです。

<203.4 udevでのデバイス管理>
重要度 1

<説明>
udevを使用した、デバイスの検知と管理について理解する。これには、udevルールのトラブルシューティングが含まれる。

<主要な知識範囲>
・udevルール
・カーネルのインターフェイス

<重要なファイル、用語、ユーティリティ>
・udevmonitor
・/etc/udev


■例題
udevの役割として正しいものを選びなさい。

1. デバイスファイルを動的に生成する
2. 世の中に存在するすべてのデバイスの情報のデータベース
3. デバイスドライバを自動的にダウンロードする
4. デバイスを別のホストで利用可能にする

※この例題は実際のLinuC試験とは異なります。

解答と解説

答えは 1. デバイスファイルを動的に生成する です。

udevは、Linuxカーネルからのデバイス検出の通知に合わせて、デバイスファイルを生成する仕組みです。udevを使用しない場合にはあらかじめデバイスファイルを作成しておく必要がありますが、USBデバイスなどマシンを起動したまま抜き差しできるデバイスを利用するには煩雑な仕組みといえます。udevを利用すればその時々に必要なデバイスを認識できることになります。

udevは/etc/udev/ディレクトリ以下の設定ファイルに基づいてデバイスファイルを生成します。デバイスの種類に応じた設定をルールと呼んでいます。適切なルールを設定しておくことで、様々なデバイスに動的に対応可能となります。

たとえば、/etc/udev/rules.d/50-udev.rulesには、以下のように記述されています。

○udevルールの例
KERNEL="mice",          NAME="input/%k"
KERNEL="mouse*",        NAME="input/%k"

これらの例では、もしカーネルがmiceと通知した場合には/dev/input/miceを、mouse0を通知した場合には/dev/input/mouse0を作成します。このようにルールを書いておくことで、あらかじめデバイスファイルを作成しておく必要がなく、マウスを抜き差しできるようになります。

  • 今回の解説について、理解できないポイントがあればどんどん質問を。
  • 採用になった方にはLPI-Japanオリジナルの記念品を贈呈します。
  • ご質問・ご意見はこちら
  • ※上記の解説とその内容については、例題作成者の監修です。
    内容や試験問題に関わるお問い合わせにつきましては、LPI-Japan事務局ではお応えできませんのでご了解ください。

このページのトップへ