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102試験の例題と解説

109.1インターネットプロトコルの基礎

今回は102試験の試験範囲から「109.1 インターネットプロトコルの基礎」についての例題を解いてみます。

■例題
ICMPによる通信を行っているものをすべて選びなさい。

1. ftp
2. telnet
3. ping
4. traceroute

※この例題は実際のLinuC試験とは異なります。

解答と解説

答えは 3. ping と4. traceroute です。

ftpがUDP、telnetがTCPを使った通信であるのに対して、pingとtracerouteはICMP(Internet Control Message Protocol)による通信を行っています。

ICMPはインターネット上の様々な制御に使われるプロトコルですが、pingもtracerouteも主に通信障害の調査に使われるので、ネットワークのトラブルシューティングにおいて重要です。

pingが指定したホストに対してICMPで通信を行い、返答が返ってくることを確認する1対1の通信テストを行うのに対して、tracerouteは指定したホストに対する通信経路を確認することができます。たとえば同じスイッチに接続されているホスト同士の通信テストであればpingで十分ですが、外部のホストに対する通信テストであれば、まずpingで疎通を確認し、接続出来ない場合にはtracerouteで到達経路上のどこかに問題がないかを確認するような使い方になります。

注意点として、通信対象になるホストや経路上の様々なネットワーク機器にはICMPを通さなかったり、ICMPに反応しないように設定してあるものも存在するので、pingやtracerouteも万能ではないということです。また、ファイアーウォールの設定はTCP/UDP/ICMPの別に設定する必要がある場合が多いので、それぞれのプロトコルがどの通信方式を使っているのか、きちんと把握しておきましょう。

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