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102試験の例題と解説

106.1X11のインストールと設定

今回は102試験の試験範囲から「106.1 X11のインストールと設定」についての例題を解いてみます。

■例題
Xが動作しないときの対応として正しいものを選びなさい。

1. システムの再起動を行う
2. フォントを追加する
3. ディスプレイドライバの設定を変更する
4. 環境変数LANGの値を変更する

※この例題は実際のLinuC試験とは異なります。

解答と解説

答えは 3. ディスプレイドライバの設定を変更する です。

Xが動作しない、というのは、多くの場合には画面が表示されないというケースでしょう。最近のディストリビューションでは自動認識の精度が向上しているため、ビデオカードの種類などを取り違えて設定されるケースは少なくなっていますが、それでもうまく表示ができないビデオカードドライバだったり、画面解像度がうまく対応できなかったりすることは多々あります。

まず始めに試したいのが、ビデオカードドライバを専用のものから汎用的なVESAに変更する方法です。xorg.confの中からビデオカード用の設定セクションを見つけ出し、以下のように設定を変更します。

○ビデオカードドライバを汎用のVESAに変更
Section "Device"
Driver "vesa" ←このように変更
EndSection

このように変更した後、Xを再起動して正しく表示が行われれば、それ以外の設定は概ね正しくなっていると判断できます。もちろん、VESAですべて解決するわけではなく、それでも表示されない場合にはディスプレイの解像度などの設定も改める必要があるでしょう。

また、最近のディストリビューションではxorg.confが存在しない場合もあります。そのような場合には、Xorgコマンドに-configureオプションを付けて実行します。そうするとxorg.conf.newファイルが生成されるので、設定の上、/etc/X11ディレクトリなどにコピーして使用します。

○実行例
# Xorg -configure
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