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102試験の例題と解説

105.1シェル環境のカスタマイズと使用

今回は102試験の試験範囲から「105.1 シェル環境のカスタマイズと使用」についての例題を解いてみます。

■例題
aliasの役割として正しいものを選びなさい。

1. ディレクトリに対する別名を設定する
2. コマンドに対する別名を設定する
3. 設定ファイルをホームディレクトリにコピーする
4. CDやDVD、ファイル共有への簡単なアクセスを実現する

※この例題は実際のLinuC試験とは異なります。

解答と解説

答えは 2. コマンドに対する別名を設定する です。

エイリアスとは、日本語で言えば「別名」の意味となります。aliasコマンドは、独立したコマンドではなく、シェルに組み込まれている組み込みコマンドです。aliasコマンドを使うことで、シェルは入力されたコマンドに対する別名を定義して、その別名の内容を実行することができます。

aliasコマンドを単に実行すると、定義済みの別名が確認できます。

○別名の定義例
$ alias
alias l.='ls -d .* --color=tty'
alias ll='ls -l --color=tty'
alias ls='ls --color=tty'
alias vi='vim'
alias which='alias | /usr/bin/which --tty-only --read-alias --show-dot 
--show-tilde'


たとえば別名l.は、lsコマンドに-dオプションを付け、.で始まるファイルも表示するという意味です。また、色表示の設定も行っています。

○実行例
$ ls
favicon.ico  myhosts  resolv.conf  test
$ l.
.   .bash_history  .bash_profile  .mozilla  .viminfo
..  .bash_logout   .bashrc        .ssh      .vimrc


興味深いのは、lsというコマンド自体にも別名が定義されていて、オプションとして色指定が付いているところです。このようにコマンドのデフォルトオプションを変更したいような使い方にもaliasコマンドは利用できます。

別名の定義を解除したい場合には、unaliasコマンドを使用します。

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