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102試験の例題と解説

109.3基本的なネットワークの問題解決

今回は102試験の試験範囲から、「109.3 基本的なネットワークの問題解決」についての例題を解いてみます。

■例題
ネットワークの問題を解決する方法として適切でないものを選びなさい。

1. ifconfigコマンドでネットワークインターフェースの設定を確認する
2. pingコマンドでその他のホストに通信が行えるかを確認する
3. tracerouteコマンドで目標ホストまでの通信経路を確認する
4. psコマンドで不正なプロセスが動作していないか確認する


※この例題は実際のLinuC試験とは異なります。

解答と解説

答えは 4. psコマンドで不正なプロセスが動作していないか確認する です。

ネットワークに接続できない問題は原因として考えられることが多岐に渡るため、色々な確認方法を積み重ねて問題点の切り分けを行う必要があります。

ifconfigコマンドは、ホストのネットワークインターフェースの設定を確認できます。もともとインターフェースが起動、初期化されていなかったり、間違ったIPアドレスが設定されているなどの問題を確認します。

pingコマンドを使えば、別のホストとの間での通信が確認できます。ただし、pingコマンドはICMPプロトコルを使用しているので、通信経路上でICMPを通さない設定になっていたり、相手側のホストがICMP echoに対して応答しない設定になっていると、接続できないという結果になってしまいます。
pingコマンドが正しく動作しない場合でも、TCP/IPでの接続は可能な場合もあるので注意が必要です。

tracerouteコマンドは、接続経路の情報を表示するコマンドです。特に外部のホストに接続できない場合に、その経路上に何か問題がないか確認することができます。ただし、tracerouteコマンドもICMPを使用しており、正しい結果を返せない場合があります。

psコマンドでプロセス状態を確認することで問題が見つかる可能性は全くのゼロではありませんが、まず先に確認すべきは上で説明したような方法での問題点の切り分けです。

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