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102試験の例題と解説

108.4プリンターと印刷を管理する

今回は102試験の試験範囲から、「108.4 プリンターと印刷を管理する」についての例題を解いてみます。

■例題
CUPSについての説明として間違っているものを選びなさい。

1. 使用するプリンタに合わせたプリンタドライバが必要である
2. Webブラウザで設定の確認や変更が行える
3. ネットワーク経由でプリントジョブをやり取りすることができる
4. 従来のlpと互換性が無い


※この例題は実際のLinuC試験とは異なります。

解答と解説

答えは 4. 従来のlpと互換性が無い です。

CUPS(Common Unix Printing System)は、LinuxなどのUNIXライクなOSで利用できる印刷システムです。従来使用されていたlpによる印刷よりも幅広いリンタのサポートが可能になり、ネットワーク対応も強化されています。

CUPSを使用するには、使用するプリンタに合わせたプリンタドライバのインストールと、プリンタドライバの使用を指示するPPDファイルを設定する必要があります。

CUPSはWebブラウザからの管理もサポートしており、設定の確認や変更などがWebブラウザ経由で行えます。アクセスするデフォルトのポート番号は631です。

CUPSはIPP(Internet Printing Protocol)もサポートしているので、たとえばIPPをサポートしたネットワーク対応プリンタに対してCUPSのキューからプリントジョブを送るなどの処理も行えます。

CUPSはこのように様々な機能が強化されていますが、LinuxやUNIXライクなOSでこれまでサポートされてきたlp(Line Printer)との互換性ももっているので、様々なアプリケーションから変更無しで利用できます。
たとえばSambaはlpとして設定されたプリンタをそのままWindowsクライアントに共有プリンタとして見せる機能を持っていますが、CUPSでもこの機能が利用できます。

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