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102試験の例題と解説

105.1シェル環境のカスタマイズと使用

今回は102試験の試験範囲から、「105.1 シェル環境のカスタマイズと使用」についての例題を解いてみます。

■例題
シェル変数と環境変数の説明として正しいものを1つ選びなさい。

  1. 環境変数をexportするとシェル変数が設定される
  2. envコマンドでシェル変数を設定できる
  3. unsetコマンドでシェル変数を削除できる
  4. シェル変数の値を変更した場合は環境変数を再度設定する必要がある

※この例題は実際のLinuC試験とは異なります。

解答と解説

答えは 3. unsetコマンドでシェル変数を削除できる です。

シェル変数と環境変数の関係は、いくつかのポイントを押さえておくことでしっかりと理解できます。

  • シェル変数はシェルの実行に影響を及ぼす
  • 環境変数は呼び出された各種コマンド、プログラムに影響を及ぼす
  • シェル変数は 変数名=値 で設定、unsetコマンドで解除
  • シェル変数をexportすることで環境変数を設定できる
  • 一度設定された環境変数は、シェル変数が変更されると自動的に変更される
  • 一時的に環境変数を設定したい場合はenvコマンドを利用する
○設定例
$ LPIC=Level1    シェル変数LPICを設定
$ echo $LPIC     シェル変数LPICの値を表示
Level1
$ printenv LPIC  環境変数LPICの値を表示(表示されない)
$ export LPIC    環境変数LPICを設定
$ printenv LPIC  環境変数LPICの値を表示(今度は表示される)
Level1
$ LPIC=Level2    シェル変数LPICの値を変更
$ echo $LPIC     シェル変数LPICの値を表示(値が変更されている)
Level2
$ printenv LPIC  環境変数LPICの値を表示(自動的に値が変更されている)
Level2
$ unset LPIC     シェル変数LPICを解除
$ echo $LPIC     シェル変数LPICの値を表示(表示されない)

$ printenv LPIC  環境変数LPICの値を表示(表示されない)
$ 
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特に環境変数は実行するコマンドへ影響を及ぼすものなので、設定および変更の仕方についてしっかりと把握しておきましょう。

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