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102試験の例題と解説

107.2ジョブスケジューリングによるシステム管理業務の自動化

今回は、102試験の出題範囲から「107.2 ジョブスケジューリングによるシステム管理業務の自動化」についての例題を解いてみます。

■例題
OBJECTIVE: 2.11.4 TYPE: mc
Which statement describes the cron daemon?

1. Manages scheduling of routine system tasks
2. Manages all incoming connections and spawns off child processes
3. Is responsible for file sharing across a network
4. Manages the printing subsystem
5. Keeps track of system messages and errors

■例題の翻訳
cronの役割を説明した文章を選びなさい。

1. 定期的なシステムタスクのスケジュール実行を管理する
2. 外部からの接続に従って子プロセスの実行を管理する
3. ネットワーク経由でのファイル共有を受け持つ
4. 印刷サブシステムを管理する
5. システムメッセージとエラーの出力を保存する

※この例題は実際のLinuC試験とは異なります。

解答と解説

答えは 1.です。

その他の選択肢は以下の通り。

2. inetd
3. ファイルサーバ?(nfsd?)
4. lpd
5. syslogd

cronは、システムが定期的に実行する必要がある様々なタスクを管理して、実行するためのデーモンです。
設定ファイルは/etc/crontabです。crontabコマンドを使って、crontabファイルの内容確認、編集ができます。

crontabコマンドのオプション
-l 現在のcrontabファイルの内容を表示
-e 現在のcrontabファイルをエディタで編集

crontabの記述方法
crontabファイルの記述は、次のように行う。

例)7時ちょうどにbackup.shを実行する
0 7 * * * backup.sh
↑↑↑↑↑ ↑
分時日月曜日 実行するスクリプト

カンマ区切りで時間を羅列したり、スラッシュ区切りで等間隔での実行を記述することもできる。

曜日指定を行うには、以下の表記を使用する。

0 日曜日
1 月曜日
2 火曜日
3 水曜日
4 木曜日
5 金曜日
6 土曜日
7 日曜日
最近のディストリビューションでは、/etc/crontabに直接様々なタスクを記述するのではなく、月次、週次、日次に行う処理を呼び出すスクリプトを記述しておき、実行したい処理を指定されたディレクトリ内に配置しておくという形態を取ることが多いようです。
実践的な理解をするためには、/etc/crontabからの呼び出しの流れをきちんと追いかけて把握しておく必要があるでしょう。
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