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102試験の例題と解説

110.1セキュリティ管理業務を実施する

今回は、102試験の出題範囲から「110.1 セキュリティ管理業務を実施する」についての例題を解いてみます。

■例題
ユーザーの使用できるシステムリソースの量を制限するのに使用するコマンドとして正しいものを選びなさい。

1. limit
2. ulimit
3. usermod
4. utmp
5. quota


※この例題は実際のLinuC試験とは異なります。

解答と解説

答えは 2. ulimit です。

Linuxでは通常ユーザーが使用できるシステムリソースの量を制限していませんが、マルチユーザーで多くのユーザーが同時にシステムを利用する時に無制限にリソースを使用されるとシステム動作上、不都合が出る場合があります。そこでulimitコマンドを使用して、各ユーザーが使用できるリソース量を制限します。

ulimitで制限できる主なリソース(とその設定オプション)には以下のものがあります。

ファイルサイズ(-f)
使用可能メモリ量(-m)
最大ファイル数(-n)
CPUタイム(-t)
最大プロセス数(-u)
仮想メモリ量(-v)

現在の設定値は-aオプションで確認できます。

---
$ ulimit -a
core file size (blocks, -c) 0
data seg size (kbytes, -d) unlimited
file size (blocks, -f) unlimited
pending signals (-i) 4160
max locked memory (kbytes, -l) 32
max memory size (kbytes, -m) unlimited
open files (-n) 1024
pipe size (512 bytes, -p) 8
POSIX message queues (bytes, -q) 819200
stack size (kbytes, -s) 8192
cpu time (seconds, -t) unlimited
max user processes (-u) 4160
virtual memory (kbytes, -v) unlimited
file locks (-x) unlimited

※表示項目および表示値はシステムにより異なります。

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