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102試験の例題と解説

108.1システム時刻を維持する

今回は、102試験の出題範囲から「108.1 システム時刻を維持する」についての例題を解いてみます。

■例題
NTPを使って時刻の同期を行いたい時に実行するコマンドとして正しいものを選びなさい。

1. date
2. hwdate
3. ntpd
4. ntpdate
5. ntpupdate

※この例題は実際のLinuC試験とは異なります。

解答と解説

答えは 4. ntpdate です。

NTPは、時刻を提供するNTPサーバーと、時刻合わせを行いたいNTPクライアントがネットワークで通信を行って時刻同期を行う仕組みです。
ntpdateコマンドは、引数に参照するNTPサーバーを指定します。

たとえば、日本国内では独立行政法人情報通信研究機構(NICT)がNTPサーバーを提供しています。このNTPサーバーを使って時刻同期を行うなら、以下のように実行します。

# ntpdate ntp.nict.jp
30 Jul 13:17:01 ntpdate[1596]: step time server 133.243.238.163 offset 8.300519 sec

これで時刻が同期されました。
もし起動するたびに実行したいのであれば、システムの起動スクリプトに上記コマンドを入れておくとよいでしょう。

もし、ほかのマシンも時刻同期の必要があるならば、すべてのマシンが外部のNTPサーバーにアクセスするとトラフィックが増大してしまうので、1台NTPサーバーを設置し、その他のマシンはこのローカルなNTPサーバーを同期先にするとよいでしょう。
NTPサーバーはntpd、設定ファイルは/etc/ntp.confです。基本的にNTPサーバーとして動作するためにも外部との時刻同期が必要となるので、server句で外部のNTPサーバーを参照するように設定すればOKです。

/etc/ntp.confへの記述例
server ntp.nict.jp

NTPサーバーの設置はそれほど難しくないので、是非試してみてください。

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