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102試験の例題と解説

107.2ジョブスケジューリングによるシステム管理業務の自動化

今回は、102試験の出題範囲から「107.2 ジョブスケジューリングによるシステム管理業務の自動化」についての例題を解いてみます。

■例題
特定のユーザーにだけatコマンドの使用を許可したい場合に作成するファイルを記述しなさい。

※この例題は実際のLinuC試験とは異なります。

解答と解説

答えは /etc/at.allow です。

atコマンドは指定された時刻にコマンドを1回だけ実行する仕組みですが、デフォルトではシステム上のすべてのユーザーが利用可能です。

利用制限を行うには、/etc/at.allowファイルと/etc/at.denyファイルを作成します。
利用制限を行った場合でも、ユーザーrootは常にatコマンドを利用可能です。

A) /etc/at.allowファイルが存在すると、そこに記述されたユーザー以外はatコマンドを利用できなくなります。
★この時、/etc/at.denyファイルが存在しても、記述は無視されます。

B) /etc/at.allowファイルが存在せず、/etc/at.denyファイルが存在するとそこに記述されたユーザーはatコマンドを利用できなくなります。
/etc/at.denyファイルだけが存在し、何も書かれていない場合には、すべてのユーザーがatコマンドを利用できることになります。

まとめると

/etc/at.allow:書かれているユーザーだけが利用可能(at.deny無視)
/etc/at.deny :書かれていないユーザーだけが利用可能

ということになります。

組み合わせがやや特殊なので、しっかりと覚えておきましょう。

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