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102試験の例題と解説

107.1ユーザアカウント、グループアカウント、および関連するシステムファイルを管理する

今回は、102試験の出題範囲から「107.1 ユーザアカウント、グループアカウント、および関連するシステムファイルを管理する」についての例題を解いてみます。

■例題
新しいユーザー用のホームディレクトリにコピーされるファイルを格納しているディレクトリを記述しなさい。

※この例題は実際のLinuC試験とは異なります。

解答と解説

答えは /etc/skel です。

useraddコマンドでユーザーを新規に追加すると、そのユーザー用のホームディレクトリが作成され()、.bash_○○などの設定ファイルがコピーされます。

コピーされる元となるファイルは、/etc/skelディレクトリに格納しておきます。
設定ファイルのほとんどがドットで始まるファイルのため、普通にlsコマンドを実行しても格納されているファイルを見ることができません。-aオプションをつけて実行してみましょう。

○/etc/skel内を確認
$ ls /etc/skel
$ ls -a /etc/skel
. .. .bash_logout .bash_profile .bashrc .canna .emacs

ちなみにこの動きは、useraddコマンドのデフォルト動作を設定している/etc/default/useraddファイルに設定されている変数SKELの値を参照して行われています。

○/etc/default/useraddの内容を確認
# cat /etc/default/useradd
# useradd defaults file
GROUP=100
HOME=/home
INACTIVE=-1
EXPIRE=
SHELL=/bin/bash
SKEL=/etc/skel ←このディレクトリの中身をホームディレクトリにコピー

このような動作についてはmanコマンドで読めるマニュアルに書いてあるので、マニュアルをきちんと読み、確認しておくとよいでしょう。

ホームディレクトリの自動作成はuseraddコマンドに-mオプションを付ける必要がありましたが、最近のバージョンのuseraddコマンドでは省略可能です

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