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102試験の例題と解説

109.1インターネットプロトコルの基礎

今回は、102試験の出題範囲から「109.1 インターネットプロトコルの基礎」についての例題を解いてみます。

■例題
OBJECTIVE: 1.12.1 TYPE: fitb
What type of packet does an IP ping use (provide acronym)?

■例題の翻訳
IP通信を確認するpingが使用するパケットの種類は何か?(略語で答えなさい)

※この例題は実際のLinuC試験とは異なります。

解答と解説

答えは 「ICMP」です。

pingコマンドは、IP(Internet Protocol)で正しく通信できるかどうかを確認するコマンドです。
IPは通常TCP(Transmission Control Protocol)やUDP(User Datagram Protocol)と組み合わせて使用されますが、pingコマンドが使用しているのは ICMP(Internet Control Message Protocol)です。ICMPは名前の通り、ネットワーク通信の制御を行うためのメッセージを送受信するためのプロトコルです。
たとえばpingコマンドが送信しているICMPパケットは「Echo」というメッセージです。echoを受け取ったホストは、それに対して「Echo Reply」メッセージを返します。

ICMPのメッセージは、Typeに設定される値によって変わります。主なメッセージは以下の通りです。

Type Message
0 Echo Reply
3 Destination Unreachable
4 Source Quench(輻輳発生により発信を抑制)
5 Redirect
8 Echo
11 Time Exceeded(時間超過)
12 Parameter Problem(パラメータの異常)

ほとんどのメッセージは、TCP/IPなどの通信の裏側でやり取りされているので我々が意識する必要はありませんが、Echo/Echo Replyはユーザーがpingコ
マンドで意図的に発信できるICMPパケットといいうことになります。

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