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101試験の例題と解説

104.7システムファイルを見つける、適切 な位置にファイルを配置する

今回は101試験の試験範囲から「104.7 システムファイルを見つける、適切な位置にファイルを配置する」についての例題を解いてみます。

■例題
locateコマンドでファイルの検索を行ったが、見つけることができなかった。理由として適切でないものを選びなさい。

1. インストール直後でupdatedbが行われていなかった
2. そのファイルに対するアクセス権が無い
3. 対象となるファイルが存在しない
4. locateは管理者ユーザーにしか実行できない

※この例題は実際のLinuC試験とは異なります。

解答と解説

答えは 4. locateの実行権限が無い です。

locateコマンドは、システムに存在するファイルのデータベースから見つけたいファイルを検索するためのコマンドです。検索をリアルタイムに行うとシステムに対する負荷が高いので、あらかじめデータベースを作成しておき、その中から見つけ出すようになっているのが特長です。

データベースの作成はupdatedbコマンドを実行することで行えます。
updatedbはcronを使って毎日実施されるようになっていますが、システムインストールの直後にはデータベースが存在していません。そのままシステムを動作させていればcronの実行時間になれば作成が行われますが、もしすぐに実行したい場合には手動でupdatedbコマンドを実行しても構いません。

updatedbコマンドは、ホームディレクトリも含めてあらゆるディレクトリの中を検索します。検索しない、あるいは検索しても意味のないディレクトリは設定ファイル/etc/updatedb.confにPRUNEPATHSとして設定されています。
また、ISO9660などのファイルシステム内も検索しないよう、PRUNEFSで除外するファイルシステムが設定されています。

○/etc/updatedb.confの例
PRUNEFS = "auto afs gfs gfs2 iso9660 sfs udf"
PRUNEPATHS = "/afs /media /net /sfs /tmp /udev /var/spool/cups /var/
spool/squid /var/tmp"


当然、ホームディレクトリの中は他のユーザーに見られてはいけないので、一般ユーザーがlocateコマンドを実行した場合、別のユーザーのホームディレクトリ内のファイルを検索することはできません。

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