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101試験の例題と解説

104.1パーティションとファイルシステムの作成

今回は101試験の試験範囲から「104.1 パーティションとファイルシステムの作成」についての例題を解いてみます。

■例題
fdiskの役割として正しくないものを選びなさい。

1. 現在のパーティションの情報を参照する
2. 新しいパーティションを作成する
3. 作成済みのパーティションを削除する
4. 作成済みのパーティションのサイズを変更する

※この例題は実際のLinuC試験とは異なります。

解答と解説

答えは 4. 作成済みのパーティションのサイズを変更する です。

fdiskはハードディスクのパーティションに対する各種操作を行うツールです。Linuxではfdisk以外にもパーティション操作を行うツールはいくつか存在していますが、fdiskは最も基本的なパーティション操作ツールですので、どんな環境でも利用できるよう、使い方をしっかりと押さえておく必要があるでしょう。

最も基本的な機能は、現在のパーティションの情報を参照する機能です。
この機能は「パーティションテーブル」を読むことで実現しています。パーティションテーブルは、ハードディスクのMBR(マスターブートレコード)に保存されています。MBRはハードディスクの先頭512バイトの領域です。

新たにパーティションを作成するには、パーティション番号、先頭シリンダおよび終了シリンダまたはサイズを指定する必要があります。通常は先頭から順番に詰めてパーティションを作成していきますので、先頭シリンダはデフォルト、終了シリンダは指定せずにサイズで指定していくことになります。

パーティションは基本パーティションを4つ作成できますが、これで足りない場合には1つのパーティションを拡張パーティションとし、その中に入れ子にして論理パーティションを作成できます。あまりパーティションを細かく沢山作りすぎるのも管理が大変になってきますから、きちんとパーティション計画を立てて作成すべきでしょう。

必要なくなったパーティションは削除できますが、削除結果をパーティションテーブルに書き込んでしまうと復活させられなくなり、データもすべて読み出せなくなるので注意が必要でしょう。

fdiskにはパーティションのサイズを変更する機能はありません。サイズ変更を行いたい場合には、GNU Partedなどのツールを使う必要があります。

○GNU Parted
http://www.gnu.org/software/parted/index.shtml

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