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101試験の例題と解説

104.3ファイルシステムのマウントとアンマウントをコントロールする

今回は、101試験の出題範囲から「 104.3 ファイルシステムのマウントとアンマウントをコントロールする」についての例題を解いてみます。

■例題
新たに追加したハードディスクをパーティションに分割し、ext2ファイルシステムを作成した。
このファイルシステムを起動時に有効にマウントするために修正が必要なファイルを記述しなさい。

※この例題は実際のLinuC試験とは異なります。

解答と解説

答えは /etc/fstab になります。

このファイルは、システムの起動時に読み込まれ、必要なデバイスをファイルシステムにマウントする作業を行います。新たにデバイスを追加した時にはシステム起動時にマウントを自動的に行いたいのであれば、/etc/fstabに設定行を追加しておく必要があります。

設定は1行で、設定値は以下の並びになります。

device mountpoint filesystem option dump fsck

例)
/dev/hda2 / ext3 defaults 1 1
5番目、6番目の数字は、少し分かりにくい点かもしれません。

5番目の数字は、dumpコマンドの対象にするかどうかを決めています。
スワップパーティションやprocファイルシステムなど、バックアップを行い意味がないファイルシステムには0を設定します。

6番目の数字は、システム起動の際のfsckの対象にするかどうかを決めています。ルートファイルシステムは先にチェックされないといけないので1を、その他のファイルシステムで対象にしたいものを2に、チェックの必要のないファイルシステムは0に設定します。

/etc/fstabファイルはシステム起動時だけでなく、mountコマンドを手動で実行する際にも読み込まれます。たとえばmountコマンドの引数として、デバイス名やマウントポイントしか指定しなかったとしてもきちんとマウントが行われるのは/etc/fstabを参照しているからです。
■学習のポイント
前回の問題同様、実際にディスクやパーティションを追加してみるのが最も理解しやすい学習方法だと思われます。IDEのディスクであれば、適当なものをもう1台追加して、ファイルシステムの作成からの一連の流れを確認しておきましょう。
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