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101試験の例題と解説

103.5プロセスを生成、監視、終了する

今回は101試験の試験範囲から「103.5 プロセスを生成、監視、終了する」についての例題を解いてみます。

■例題
nohupコマンドの説明として正しいものを選びなさい。

1. ログアウト後もコマンドを実行し続ける
2. TERMシグナルを受け付けない
3. エラー出力を出力しない
4. 優先度を最低にしてコマンドを実行する

※この例題は実際のLinuC試験とは異なります。

解答と解説

答えは 1. ログアウト後もコマンドを実行し続ける です。

通常、ユーザーが起動したプロセスはログアウト時にHUPシグナルを受けて終了してしまいますが、nohupコマンドの後ろに引数として与えられたコマンドはログアウト後も引き続き実行されます。

たとえば、長時間かかるダウンロードやコンパイルのような処理をnohupコマンドで実行しておけば、終了する前にログアウトすることができるようになります。

○nohupコマンドでカーネルソースをダウンロードする
$ nohup wget http://www.kernel.org/pub/linux/kernel/v2.6/linux-2.6.36.tar.bz2
$ logout

※ログインし直す

$ ps ax
(省略)
14920 ?        S      0:00 wget http://www.kernel.org/pub/linux/kernel/v2.6/linu


nohupコマンドは標準出力と標準エラー出力をnohup.outファイルにリダイレクトして保存しておくので、実行中に発生したエラーなどは後から内容を確認できます。

○nohupコマンドの出力を確認する
$ tail nohup.out
68300K .......... .......... .......... .......... .......... 99%    2.80 MB/s
68350K .......... .......... .......... .......... .......... 99%  213.69 KB/s
68400K .......... .......... .......... .......... .......... 99%    2.93 MB/s
68450K .......... .......... .......... .......... .......... 99%  214.79 KB/s
68500K .......... .......... .......... .......... .......... 99%   10.16 MB/s
68550K .......... .......... .......... .......... .......... 99%    2.79 MB/s
68600K .......... .......... .........                       100%  129.53 KB/s

10:38:17 (482.85 KB/s) - `linux-2.6.36.tar.bz2' を保存しました [70277083/70277083]


使いこなせば便利なnohupコマンド。自分なりの使い方を探してみて下さい。

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