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101試験の例題と解説

103.3基本的なファイル管理を行う

今回は101試験の試験範囲から、「103.3 基本的なファイル管理を行う」についての例題を解いてみます。

■例題
ファイルシステムのバックアップに使用しないコマンドを選びなさい。

1. cpio
2. tar
3. dd
4. touch

※この例題は実際のLinuC試験とは異なります。

解答と解説

答えは 4. touch です。

Linuxでのファイル管理は、日常的な細かいファイルの操作の他、定期的に実行するバックアップ作業があります。
バックアップ作業は、いくつかのコマンドを使って行うことができます。

cpioコマンドは、細かいファイル単位でのバックアップを行うのに向いているコマンドです。標準入力からコピー対象となるファイル名のリストを読み込みバックアップを行っていくので、選択的にバックアップを行いたいような場合に適しています。

tarコマンドは名前の由来であるテープアーカイバの通り、ファイルシステム上のファイルをテープに書き込んでいくような動作を行います。Linuxで標準的に使われているtarコマンドはGZIPやBZIP2形式での圧縮なども同時にサポートしています。

ddコマンドは、ディスクのパーティションという単位でのダンプを取るので、システムのフルバックアップなどを行う用途に向いています。ただし、現在使用しているパーティションをddコマンドでバックアップすると、メモリ上のキャッシュバッファにあるデータとの間での不整合が起きるため、ddコマンドを使ったバックアップを行う場合には、対象となるパーティションを読み取り専用でマウントし直すなどの下準備が必要になります。実際には、CD-ROMから起動できる環境を用意して、HDDは使用しない状態でバックアップするなどの対応が必要です。

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