HOMEサンプル問題・例題解説101試験の例題と解説102.1 ハードディスクのレイアウト設計

101試験の例題と解説

102.1ハードディスクのレイアウト設計

今回は101試験の試験範囲から、「102.1 ハードディスクのレイアウト設計」についての例題を解いてみます。

■例題
以下の各ディレクトリのうち、一番保護の必要性の高いディレクトリを選びなさい。

1. /(ルート)
2. /boot
3. /var
4. /tmp
5. /mnt

※この例題は実際のLinuC試験とは異なります。

解答と解説

答えは 3. /var です。

Linuxのファイルシステムは、/(ルート)を頂点とした階層構造となっており、各ディレクトリは必要に応じて別のディスクに分けていくことができます。より重要なシステムでは、いくつかのディレクトリを別ディスクとして保護や性能向上を図ります。

解答となった/varディレクトリは、サーバープロセスなどの使用するディレクトリです。たとえば動作ログなどは/var/logディレクトリに保管されるため、後からログを解析するなどの処理を考えると、ディスク障害で失ってしまうわけにはいきません。また、高速な処理が要求される場合には、/var以下への書き込みが高速である必要があるので、RAID 1(ミラーリング)や、RAID 1+0(ミラーリング+ストライピング)などを行っているディスクを割り当てます。

/(ルート)ディレクトリは、Linuxでは基本的に何も格納しません。また、ディレクトリ毎にディスクを分けている場合、/ディレクトリ以下に配置されているディレクトリは再インストールを行うことで戻せるディレクトリがほとんどになるため、場合によっては高い保護レベルは必要とならないかもしれません。/boot、/tmp、/mntなども同様です。

ただ、最近ではローカルディスクをすべてRAID 5などでまとめてしまうことも多いようですが、RAID 5にすると容量は稼げる反面、RAID 1+0などに比べると性能は落ちますから、性能要求が満たされているかどうかを確認しておく必要があるでしょう。

  • 今回の解説について、理解できないポイントがあればどんどん質問を。
  • 採用になった方にはLPI-Japanオリジナルの記念品を贈呈します。
  • ご質問・ご意見はこちら
  • ※上記の解説とその内容については、例題作成者の監修です。
    内容や試験問題に関わるお問い合わせにつきましては、LPI-Japan事務局ではお応えできませんのでご了解ください。

このページのトップへ