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101試験の例題と解説

103.6 プロセスの実行優先度の変更

今回は101試験の試験範囲から、「103.6 プロセスの実行優先度の変更」についての例題を解いてみます。

■トピックの概要

このトピックの内容は以下の通りです。

<103.6 プロセスの実行優先度の変更>
重要度 2

<説明>
プロセスの実行優先度を管理できる。

<主要な知識範囲>
・作成されるジョブのデフォルトの優先度を知っている
・デフォルトよりも高い、または低い優先度でプログラムを実行する
・実行中のプロセスの優先度を変更する


<重要なファイル、用語、ユーティリティ>
・nice
・ps
・renice
・top


■例題

実行中のプロセスの優先順位を下げるコマンドとして適切なものを選択してください。
ただし実行中のプロセスの優先度は0とします。

1. nice -n -1 du /
2. renice -n -1 -p 1205
3. renice -n +1 -p 1205
4  top

※この例題は実際の試験問題とは異なります。

解答と解説

答えは 「3. renice -n +1 -p 1205」

実行中のプロセスの優先度を変更するコマンドは、「renice」です。
「renice」の主な使い方は以下の通りです。

renice [-n] 優先度 [-p|-g|-u] 識別子

-n … -20から+19までの優先度を指定します。
      +19が最も優先度が低く、-20は最も優先度が高くなります。
      優先度を高くする操作は、基本的にrootユーザのみで行えます。
      
-p … 識別子としてプロセスIDを指定します
-g … 識別子としてプロセスのグループIDを指定します
-u … 識別子としてプロセスのユーザIDを指定します

これに対して、プロセスの実行時に優先度を指定するコマンドが、「nice」です。
「nice」の主な使い方は以下の通りです。

nice [-n] 優先度 実行コマンド

-n … -20から+19までの優先度を指定します。
      +19が最も優先度が低く、-20は最も優先度が高くなります。
      優先度を高くする操作は、基本的にrootユーザのみで行えます。

なおtopコマンドは、システムのプロセスの状態を確認するコマンドです。
優先度の変更はできません。

優先度の設定は、負荷の高い処理を長時間動作させる場合などに有効です。
使う場面は少ないですが、いつでも使えるように覚えておきましょう。

■例題作成者
株式会社デージーネット ソリューション開発部    森 彰吾 氏


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