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101試験の例題と解説

104.5ファイルのパーミッションと所有者を管理する

今回は、101試験の出題範囲から「104.5 ファイルのパーミッションと所有者を管理する」についての例題を解いてみます。

■例題

ファイルの所有ユーザがfileを実行できるようにするコマンドはどれですか?

1. chown owner file
2. chmod u-x file
3. chmod o+x file
4. chmod u+x file
5. chown u+x file

※この例題は、実際のLPIC試験とは異なります。

解答と解説

ファイルのアクセス制御を行っているのは「パーミッション」です。パーミッションの変更を行うにはchmodコマンドを使用します。
パーミッションは「モード(mode)」とも呼ばれるので、モードを変更する、すなわちCHange MODeでchmodコマンドとなります。
chmodコマンドは引数に指定したファイルを、オプションで指定したパーミッションに設定します。オプションの意味は以下の通りです。

u 所有ユーザ
g 所有グループ
o その他のユーザ
a すべてのユーザ

+ パーミッションを設定
- パーミッションを解除

r 読み取りのパーミッション
w 書き込みのパーミッション
x 実行のパーミッション

例題を解釈すると、「所有ユーザ」に「実行のパーミッション」を「与える」ということになりますから、chmodコマンドのオプションは「u+x」になります。

chmodコマンドは、文字によるパーミッション指定の他に、8進数による指定もよく使用されます。指定するパーミッションr、w、xをそれぞれ8進数の4、2、1にあてはめ、合計した値を並べて指定します。

8進数指定相関
パーミッション
rwx
rwx
rwx
8進数
421
421
421
合計値
?
?
?

たとえば、rwxr-xr-xと指定したい場合には、「4+2+1、4+1、4+1」で「755」が指定する値となり、コマンドは「chmod 755 file」となります。
実際のLinuxの操作では、指定する値は大体以下のように決まっているので意味と合わせて覚えておくとよいでしょう。

700 所有ユーザだけが読み書きできるディレクトリ
755 所有ユーザだけが書き込める一般的なディレクトリ
600 所有ユーザだけが読み書きできるファイル(例:/etc以下のファイル)
644 所有ユーザだけが書き込める一般的なファイル

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