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101試験の例題と解説

101.1 ハードウェア設定の決定と構成

今回は101試験の試験範囲から「101.1 ハードウェア設定の決定と構成」についての例題を解いてみます。

■例題
Linuxとハードウェアに関する説明として間違っているものを選びなさい。

1. /proc以下の仮想ファイルを見ることで各種ハードウェアの情報を得られる
2. ロード済みのデバイスドライバモジュールはinsmodコマンドで確認できる
3. modprobeコマンドを使うとモジュールの依存関係を解決してロードできる
4. PCIデバイスの確認にはlspciコマンドを使用する

※この例題は実際のLinuC試験とは異なります。

解答と解説

答えは 2. ロード済みのデバイスドライバモジュールはinsmodコマンドで確認できる です。

Linuxカーネルの重要な役割として、様々なハードウェアを管理し、利用できるようにすることが挙げられます。そのために、Linuxカーネルはハードウェアを認識し、適切なデバイスドライバをロードする必要があります。

Linuxカーネルに認識されているハードウェアの情報は、/procディレクトリ以下にある仮想ファイルシステムによって、仮想ファイルとして見ることができます。情報はcatコマンドなどで見ることができるので、/procディレクトリ以下を色々と覗いてみると面白い発見があるでしょう。

各種ハードウェアデバイスは、デバイスドライバがロードされていてはじめて利用できます。基本的な機能はLinuxカーネル本体に組み込まれていますが、選択肢が多いデバイスではカーネルモジュールとしてデバイスドライバが用意されています。モジュールのロードされている状態はlsmodコマンドで確認できます。必要なモジュールはinsmodコマンドでロードします。

モジュールは、基本的なモジュールとデバイスドライバ個別のモジュールに分割されている場合があります。このような場合、個別モジュールは基本モジュールに依存していることになります。このような依存関係を解決して、モジュールをまとめて一括ロードするには、modprobeコマンドを使用します。

いくつかのデバイスはPCIバスに接続されています。デバイスが認識されているかどうか、あるいはデバイスの種類を確認するためにlspciコマンドでPCIバスに接続されているデバイスを確認するのは、トラブルシューティングでは良く使用する方法です。

○lspci実行例
 lspci
00:00.0 Host bridge: Intel Corporation 440BX/ZX/DX - 82443BX/ZX/DX Host bridge (rev 01)
00:01.0 PCI bridge: Intel Corporation 440BX/ZX/DX - 82443BX/ZX/DX AGP bridge (rev 01)
00:07.0 ISA bridge: Intel Corporation 82371AB/EB/MB PIIX4 ISA (rev 08)
00:07.1 IDE interface: Intel Corporation 82371AB/EB/MB PIIX4 IDE (rev 01)
00:07.3 Bridge: Intel Corporation 82371AB/EB/MB PIIX4 ACPI (rev 08)
00:07.7 System peripheral: VMware Virtual Machine Communication Interface (rev 10)
00:0f.0 VGA compatible controller: VMware SVGA II Adapter
00:10.0 SCSI storage controller: LSI Logic / Symbios Logic 53c1030 PCI-X Fusion-MPT Dual Ultra320 SCSI (rev 01)
(以下略)

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