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101試験の例題と解説

104.4 ディスククォータを管理する

今回は101試験の試験範囲から「104.4 ディスククォータを管理する」についての例題を解いてみます。

■例題
ディスククォータの説明として間違っているものを選びなさい。

1. ハードリミットを超えてファイルを使用することはきない。
2. ソフトリミットを超えると一定期間だけ利用できる
3. システム全体でブロック使用量とファイル数のいずれかで制限する
4. クォータ制限はユーザー毎とグループ毎に設定できる

※この例題は実際のLinuC試験とは異なります。

解答と解説

答えは 3. システム全体でブロック使用量とファイル数のいずれかで制限する です。

ディスククォータを設定すると、ユーザー、あるいはグループ毎のディスク使用量を制限することができます。制限にはいくつかの規則があるので、整理しておきましょう。

・ユーザーとグループ
ユーザーとグループ、それぞれで制限を行うことができますが、クォータ制限をかけるファイルシステムをマウントする際にどちらの括りで制限をかけるかをmountコマンドのオプションとして設定する必要があります。

・ソフトリミットとハードリミット
ソフトリミットを超えると、警告を発して一定期間後にそれ以上書き込みができなくなります。ハードリミットは即時書き込みができなくなります。たとえばソフトリミットをハードリミットの80%から90%程度に設定するなどの運用を行うことが多いでしょう。

・ブロック制限とファイル制限
ファイルはその大きさに応じてディスク上のブロックを消費しますが、その他にファイル1個につきiノードを1つ消費します。そのため、小さいファイルが大量に作成されると、そのファイルシステムで使用できるiノードをすべて消費し尽くしてしまい、それ以上ファイルが作成できなくなってしまうことがあります。このような事態を防ぐため、クォータ制限ではブロック容量だけでなく、ファイルの個数にも制限をかけることができます。

これらの仕組みをよく理解し、適切な制限をかけるようにしましょう。

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