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101試験の例題と解説

103.1コマンドラインで操作する

今回は101試験の試験範囲から「103.1 コマンドラインで操作する」についての例題を解いてみます。

■例題
シェルのコマンド履歴で、直前のコマンド実行の最初の引数を指示するものとして正しいものを選びなさい。

1. !!
2. !*
3. !^
4. !$

※この例題は実際のLinuC試験とは異なります。

解答と解説

答えは 3. !^ です。

シェルの履歴で最も簡単な利用方法はカーソルキーの上下で前に利用したコマンドを呼び出して再度実行したり、編集して実行する方法ですが、単語指示子を使用することで直前のコマンドの引数を再利用することができます。

たとえば絶対パスで長いファイル名などを引数として入力した場合、その引数を再利用できると作業効率が高まります。

主な指示子は以下の通りです。

!^  直前のコマンドの最初の引数
!$  直前のコマンドの最後の引数
!*  直前のコマンドの全ての引数
!:n 直前のコマンドのn番目の引数

○単語指示子の利用例
$ ls /etc/sysconfig/
apm-scripts  harddisks          kudzu          rawdevices
(省略)
grub         keyboard          prelink
$ cd !^ ← 単語指示子で最初の引数を指定
cd /etc/sysconfig/
$ pwd
/etc/sysconfig


$ ls /var /proc
/proc:
1      3      4     4331  579         bus      ioports     self
(省略)
23603  3926   4324  5      buddyinfo  iomem      scsi

/var:
account  crash    empty  lib    lock  mail   net-snmp  opt       run    tmp  www
cache     db    ftp    local  log   named  nis         preserve  spool  tux  yp
[tmiyahar@ns sysconfig]$ cd !$ ← 単語指示子で最後の引数を指定
cd /proc
[tmiyahar@ns proc]$ pwd
/proc


シェルにはこの他にも、様々な作業を効率化するための仕組みが組み込まれていますので、色々と研究してみてください。

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