HOMEサンプル問題・例題解説101試験の例題と解説102.3 共有ライブラリを管理する

101試験の例題と解説

102.3共有ライブラリを管理する

今回は101試験の試験範囲から「102.3 共有ライブラリを管理する」についての例題を解いてみます。

■例題

lddコマンドの役割として正しいものを選びなさい。

1. 共有ライブラリがインストールされている場所を指定する
2. プログラムが必要とする共有ライブラリを表示する
3. 共有ライブラリの依存関係を更新する
4. 共有ライブラリが32ビット用か64ビット用かを確認する

※この例題は実際のLinuC試験とは異なります。

解答と解説

答えは 2. プログラムが必要とする共有ライブラリを表示する です。

共有ライブラリは、プログラム的な処理を様々なプログラムから呼び出し可能にしたものです。共有ライブラリを活用する事で、プログラムを作る開発者は面倒なプログラム処理を独自に開発しないで済みます。

たとえば高度な暗号化のルーチンなどは、SSL通信をサポートする「OpenSSL」が提供する共有ライブラリを使うことで利用できます。

lddコマンドは、引数として与えられたプログラムファイルが必要とする共有ライブラリを表示します。

○httpd
$ ldd /usr/sbin/httpd
(略)
    libssl.so.4 => /lib/libssl.so.4 (0xb7c20000)
    libcrypto.so.4 => /lib/libcrypto.so.4 (0xb7b36000)
    /lib/ld-linux.so.2 (0x80000000)
(略)

この例では、libssl.so.4が必要とされており、共有ライブラリとして/lib/libssl.so.4を使用することが分かります。

Linuxでは、パッケージの依存関係が必要とする共有ライブラリをきちんと導入してくれます。ただし、ファイルシステムに障害が発生したような場合など、共有ライブラリを正しく利用できなくなってしまう場合もあるので、プログラムがうまく実行できなくなった場合には、共有ライブラリについても疑ってみるべきでしょう。

  • 今回の解説について、理解できないポイントがあればどんどん質問を。
  • 採用になった方にはLPI-Japanオリジナルの記念品を贈呈します。
  • ご質問・ご意見はこちら
  • ※上記の解説とその内容については、例題作成者の監修です。
    内容や試験問題に関わるお問い合わせにつきましては、LPI-Japan事務局ではお応えできませんのでご了解ください。

このページのトップへ