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101試験の例題と解説

104.1パーティションとファイルシステムの作成

今回は、101試験の出題範囲から「104.1 パーティションとファイルシステムの作成」についての例題を解いてみます。

■例題
ジャーナリング機能を備えたファイルシステムをすべて選びなさい。

  1. ext2
  2. ext3
  3. ReiserFS
  4. vfat
  5. XFS

※この例題は実際のLinuC試験とは異なります。

解答と解説

答えは 2. ext3 と 3. ReiserFS と 5. XFS です。

ファイルシステムのジャーナリング機能は、突然の電源断など正常なシャットダウン処理が行えなかった際の、再起動時のファイルシステムチェックを効率よく行う仕組みです。

ジャーナリング機能は、実際の書き込みを行う前にジャーナルに記録を行います。もし異常終了が起きた場合は、ジャーナルの情報に基づいて壊れている可能性がある部分だけをチェックして修復していけばよいので、効率よくファイルシステムのチェックが行えます。ジャーナリング機能が無いと、起動時に実行されるfsckコマンドが延々と何時間も走る場合もあります。通常のfsckは、ディスク上を全走査してチェックを行うため、ディスク容量が大きくなると、それだけチェックしないといけない量が増えてしまうためです。

ext3ファイルシステムは、従来Linuxで主に使用されてきたext2にジャーナリング機能を追加したものです。相互に互換性があるため、比較的使用しやすいファイルシステムといえます。

ReiserFSやXFSは、新規に開発されたり、商用UNIXで使用されていたファイルシステムを移植したものです。ディストリビューションによっては、使用できなかったり、モジュールを別途組み込む必要がある場合もあるので、注意が必要です。

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